門松とフィガロンミニ🎍2023年

2023年の門松との写真。今では、玄関先に飾る家も少ないけれど、お正月といえば、門松。

門松は、正月飾りの中でも氏神様が家へ訪ねるにあたっての目印だといわれています。

 

メインとなる植物は、

「松竹梅(しょうちくばい)」といわれる縁起物です。

 

この3つは、中国の宋の時代から始まった文人画で好まれる画題の一つで、

理想である「清廉潔白(せいれんけっぱく)・節操(せっそう)を表現したものだそう。

ちなみに、どれも寒中でも友とすべきものという意味を込めて、

「最寒三友(さいかんのさんゆう)」「厳寒三友(げんかんのさんゆう)」とも呼ばれるそう。

①松:一年中落葉しない、寒中でも色褪せす年中緑の葉をつける常緑樹。樹齢が数千年と長いので、不老長寿と結び付けられ縁起が良いとされています。

神様を、待つ(松)という意味もあるそう。

②竹:成長が早いので生命力や繁栄の象徴して縁起が良いとされています。

真っ直ぐ曲がらずに天へと上に伸びるので、誠実さや強い心の象徴もあるそう。

③梅:厳しい寒さの中でも花が開いて、芳しい(かぐわしい・かんばしい:匂いがいい)、強い匂いを漂わせるため、縁起が良いとされる。

新春に開花し、他の花に先駆けて咲くので、出世や開運としての象徴として縁起が良いとされています。

 

ちなみに、飾り方として

①の松は、雄雌があり、一対で飾るのが一般的です。

樹皮の黒いものが雄松、赤っぽいものが雌松です。

②の竹は、斜めに切って飾ることまっすぐ切って飾る2種類があるそうです。

不死の部分を含んだ斜めの切り方は、切り口が笑った顔に見えるため、縁起が良いとされています。中でも、お客さんがくる料亭や寄席にて、中身が見える・良く見せるとの意味で好まれ、縁起が良いとされています。

三方ヶ原の戦いで、武田信玄に大敗した徳川家康が、次は武田(竹)を切ると門松の竹を斜めに切ったことから、江戸幕府が始まって以来、関東で定番の形となったとされています。

 

真っ直ぐ切る寸胴は、元々門松に使われていた切り方で武士が好んでいたとされています。筋がしっかり詰まることでお金が貯まりやすいと貯蓄の意味で金融機関で好まれるようです〜。

 

 

 

これに加えて、

よく一緒に飾られている植物にもそれぞれ意味があります。

一つ一つの言霊を大切にしている点がとても日本文化らしくて好きです〜〜〜。

 

 

葉牡丹(はぼたん):花言葉が、祝福・利益・慈愛・愛を育む・物事に動じないなどめでたい言葉が多いので、縁起が良いとされています。

キャベツの葉っぱに似ている白や紫の花のような葉物よね〜。笑

 

万両:おめでたいことが万倍になる様にという縁起担ぎ。ちなみに、千両・十両という植物やオレンジの実をつけるものもあります〜。

 

南天:難が転じるというとの意味で好まれ、縁起が良いとされています。

 

素敵な一年をお過ごしください〜✨

 

 

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